日刊自動車新聞社は７月５日（金）、商品開発のアイデアや話題性、業界貢献度などから同紙記者らで構成する選考委員会が選んだ自動車用品を表彰する「用品大賞2024」を発表、７月19日（金）に表彰式および懇親会を都内のホテルで開催した。全国自動車用品工業会会員は４部門を受賞した。

ランプ・バルブ部門　株式会社カーメイト　GIGA「LEDヘッド＆フォグバルブS8」シリーズ

自動車用ライトブランドGIGA（ギガ）に「LEDヘッド＆フォグバルブS8」シリーズを追加。S8はH4バルブ上側にLEDチップを１つ追加し、従来品に比べて路面手前側の照射範囲を広げることに成功。走行安定性を高めるとともに、LEDバルブへの変換ニーズにも応えた点を評価した。

輸入車部門　星光産業株式会社　AZUTO「ラングラー専用ウインカーエクステンション」

ジープ・ラングラーのウインカーレバーを約25ミリ延長して指のかかりづらさを解消した「ラングラー専用ウインカーエクステンション」。延長したことでレバー操作時の重さは約20％軽減した。純正に近い仕上がりが好評で、米国でも好調なセールスを続けていることも評価した。

二輪車部門　株式会社エーモン　「パープルセーバー　モト」

二輪車用品の停止表示灯。自動車・二輪車用向けに開発した「パープルセーバー」を二輪車専用に再設計した。従来品よりも小型化しながら夜間約800メートル、昼間約300メートルと同等の視認性を確保。シリコンベルト採用で、ミラーに簡単に装着できる。

アウトドア部門　セルスター工業株式会社　C5Cシリーズ「リン酸鉄リチウムイオンジャンプスターターLJP-9600」

3000㏄までのガソリン車と2000㏄までのディーゼルエンジン車のエンジンを始動させることが可能なジャンプスターター。USB端子やブルートゥーススピーカー、LEDライトなどを装備。バッテリーにリン酸鉄リチウムイオンを採用することで発火の高さを担保したことなどが評価された。