ペロブスカイト型太陽電池講習会を実施
JAAMA技術委員会
全国自動車用品工業会(菱田保之理事長)の技術委員会(加藤学委員長)は、2024年6月12日(水)、川崎市の東芝未来科学館(福家浩之館長)において、「曲げられる」「軽い・薄い」「低コスト」の3つを特徴とする次世代太陽電池「ペロブスカイト型太陽電池」の講習会を中心とした見学研修会を実施しました。
ペロブスカイト型太陽電池の研究開発で東芝グループは業界トップレベルを誇ります。前記した3つの特徴から建物の窓・壁、電気自動車、ドローン、衣類、カバンなど身の回りにある様々なものに太陽電池を取り付けられることから、日常生活に大きな変化をもたらすものとして注目を集めている。講習会ではペロブスカイト型太陽電池のメリットや実用化の時期、今後の可能性について紹介されました。
ちなみに会場となった東芝未来科学館は日本初の白熱電球や電気冷蔵庫、自動式電気釜など同社の家電製品の歴史が数多く展示されており、多くの人々を対象に見学ツアーを行っていましたが、現在の東芝グループの事業内容は、BtoCからBtoBへと移行していることから、6月29日以降は、取引企業などへの限定公開となるとのことでした。
なお今回の研修会の参加者は技術委員会以外のメンバーも含めて16名。
東芝未来科学館前での集合写真
ペロブスカイト型太陽電池についての講習会