第56期通常総会・記念講演会・懇親パーティを開催
全国自動車用品工業会(略称:JAAMA 菱田保之理事長)は、2024年2月15日(木)、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)において2024年(令和6年)通常総会・記念講演会・懇親パーティを開催した。
総会に先立ち、菱田理事長は「昨年はビッグモーター、ダイハツ、トヨタグループなど業界の不正問題が相次ぎ、信頼が揺らぐ出来事がありました。JAAMAも自動車産業550万人の一員としての責任を痛感し、改めて襟を正して参ります。さて昨年は電動車の普及に伴い、自動車用品もそのニーズに応じた開発と提供が求められます。JAAMAとしてはこうした変化にAAALをはじめとする関係団体と協力関係を強固にし、新たなニーズに取り組んでまいります。2024年は「物流の2024年問題」がありますが、有効な対策がなされないと、2024年の輸送能力は14%も不足すると試算されています。そうした観点からJAAMAとしても様々な面で業務改善に取り組んでいかなければなりません。2024年のJAAMAは安全・安心・快適の追求という理念のもと、引き続き、脱炭素社会への貢献やCASE・MaaSへの対応を推進してまいります。それから今年は、任意団体から一般社団法人化も目指してまいりたいと考えております。皆様の一層のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます」と挨拶した。
総会では第1号議案「2023年度事業報告及び収支決算承認の件」、第2号議案「2024年度事業計画及び収支予算承認の件」はすべて承認された。 総会終了後は、箸匠せいわ創業者の木越和夫氏による記念講演会を行った。テーマは「すべてはやるか、やらないか~箸一膳・畳一畳からはじめた勝利の鉄則~」。
総会の冒頭、挨拶する菱田保之理事長
箸匠せいわ創業者の木越和夫氏による記念講演会
経済産業省製造産業局自動車課の戸塚悠二課長補佐による来賓挨拶
乾杯の発声を行ったオートアフターマーケット活性化連合(AAAL)の住野公一代表