「日本のEV充電インフラの現状、課題、今後の展望」
~JAAMA経営研修会が講演会を開催~
全国自動車用品工業会(菱田保之理事長)の委員会活動の一つ、二世経営者を中心とする経営研修会(大西健太委員長)は、2023年11月17日(金)、JAAMAがテナントする海事センタービル701・702会議室において、講演会「日本のEV充電インフラの現状、課題、今後の展望」を開催した。
講師は株式会社e-Mobility Powerの代表取締役社長、四ツ柳尚子氏。同社は東京電力ホールディングス、中部電力の出資により2019年に設立した会社で、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの電動モビリティ普及を促進する「充電インフラの整備とサービスの提供」を目的としている。
講演内容は、EV充電インフラを取り巻く現状、課題、今後の展望について語られ、聴講者の関心の高いテーマであることから活発な質疑応答が行われた。
EVでの移動において充電スポットでのリアルな状況を踏まえ、日本とヨーロッパ・中国・アメリカとの様々な規制の違いや日本のインフラの遅れについて講師の実体験を踏まえた解説は非常に興味深いものだった。
四ツ柳社長は「今後の充電スポットの拡充にとって更なる利便性の向上をし続ける為、周辺機器の開発などより良い解決案を全国自動車用品工業会にも期待したい」とし、2時間にわたる講演を終了した。
なお同講演会は、経営研修会のほか流通委員会、経営委員会、新合理化委員会、国際委員会メンバーほかも参加した。
経営研修会主催で行われた講演会
講演する株式会社e-Mobility Powerの四ツ柳尚子社長